立秋

8月7日で二十四節気の立秋となりました。
立秋以降は残暑と言いますが、本格的な暑さは続きまだまだ真夏の様な気がします。

暦の上では秋なので「芸術の秋」という事で東京国立博物館に行ってきました。

 

東京国立博物館は本館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館と展示されている作品が分かれています。その中でも特に東洋館の作品に感動しました。

 

これは根津嘉一郎が寄贈された菩薩立像です。北斉時代に作られた物で機械も何もない時代に人の手だけでどの様にして作ったんだろうと驚きです。国や時代によって仏像の表情や形が変わり、日本の仏像とは違う迫力がありました。
また扇面法華経の現物も初めて見ました。
法華経は宮沢賢治の童話や詩に強く反映されています。小さい頃読んでいた銀河鉄道の夜など宮沢賢治の作品の元になったと思うと感慨深いものがありました。
他にも国宝や重要文化財に指定されている作品を目の前で見て感じる事ができ本当に行って良かったと思いました。

東京国立博物館は今年創立150周年記念で特別展を行っているので普段見れない作品を見る事ができます。是非皆さんも足を運んでみてください。

渡部謙吾

 

2022年08月15日