先日、夏季休暇で地元山形県に帰省しました。
今回は人生初の滝行をしました!
上山市にある萱滝(かやたき)という30m位の高さから一枚岩を流れ落ちるとても美しい滝でした。ここは修験道の地ではないので滝行には適していません。滝行の雰囲気を味わいたかったので地元から近い萱滝に行きました。
水で身を清める行為は古事記や日本書紀に書かれているほど昔から行われてきました。
本来は行衣と呼ばれる白装束やふんどしが使われています。
実際滝に打たれると勢いが強く痛いほどでした。
はじめは水圧に耐えようと力を入れていましたが、不思議と脱力して無になる方が楽でした。
これは鍼灸にも通ずる事でした。患者さんに触る時や鍼を打つ時など力はほとんど必要ないです。
力が入ると見える物も見えない事の方が多いと感じます。何事も力だけでなく、時には脱力が必要だと感じました。
水は冷たく、外気温も涼しいので川から出る時には寒さでガクガク震えて歩くのがやっとでしたが、気持ちは爽快でした!
想像以上にハードな滝行でしたが、精神を鍛えるいい機会になりました!
渡部謙吾